自分の鼻が好きじゃない、団子鼻がコンプレックスだという方も多いのではないでしょうか。
「このぼてっとした鼻をなんとかしたい!鼻を高くしたい!鼻筋がほしい!」と思う反面
「でも手術は怖い!踏み切れない!」と思う方もいらっしゃると思います。
今、手術より手軽な注射で鼻を治す方法があるのをご存知でしょうか?
団子鼻の注射について解説していきたいと思います。
団子鼻の原因ってなに?
団子鼻の原因はいくつかあるのですが、まずは鼻がどんな構造になっているのか見てみましょう。
鼻の構造ってどうなってるの?
鼻の構造は、皮膚・脂肪・大鼻翼軟骨というものできています。
そしてこの皮膚・脂肪・大鼻翼軟骨が団子鼻に大きく影響しております。
鼻の部位の名称
・鼻尖:鼻の先の部分
・鼻柱:左右の鼻の穴の間
・鼻翼:鼻の穴の外側の部分
・鼻中隔軟骨:大鼻翼軟骨の他にも、鼻柱の部分にも軟骨があります
構造を踏まえた上で、団子鼻のタイプを見ていきましょう。
まず1つ目の団子鼻は
鼻の真ん中が丸いタイプです
このタイプの鼻は、鼻先の脂肪が多いことが原因になっております。
軟骨の上の脂肪が、鼻尖部を大きく丸くしているんですね。
もう一つのタイプは、鼻先が丸いタイプです
下から鼻を見たときに、鼻の先が三角形ではなく、丸くなっているタイプです。
これは鼻翼軟骨が離れているのが原因です。
この他にも、団子鼻になる原因として皮膚が厚い・固いといったことも要因になっています。
生活習慣で団子鼻に!?
団子鼻は構造や組織が原因のこともありますが、他にも団子鼻の原因となりうる生活習慣があります。
どんな生活習慣が団子鼻に影響しているかといいますと~!
・うつぶせ寝
普段寝ている時の姿勢は仰向け・横向き・うつ伏せのどの姿勢が多いでしょうか?
うつ伏せで寝ると、顔はもちろん下を向きますよね。顔だけ横に向けていても、鼻が圧迫されて潰れることもあるのではないでしょうか。
うつ伏せで寝ることが多いと、鼻が圧迫されて団子鼻になる要因になりますし、左右差が出てしまう場合もあります。
・口呼吸
一見なんの関係もないように感じますよね。しかし普段から口呼吸の方は要注意です。
口呼吸が習慣になっていると、鼻を使わないので鼻の筋肉が衰えてしまいます。
そうすると鼻に脂肪がつきやすくなったり、鼻が横に広がりやすくなってしまうんですね。
・むくむことがよくある
塩分の取り過ぎやお酒の飲み過ぎなどで普段からむくみやすい方も要注意です。
顔がパンパンにむくむと感じたことはありませんか?
頬や目の周りがむくんでいる時、気付きにくいかもしれませんが、もちろん鼻だってむくんでいるのです。
鼻がむくむと横に広がり、団子鼻に繋がってしまうんですね。
・肥満が原因のことも!
体重の増加に伴い、体のあちこちに脂肪がついてしまいますよね。
鼻の構造でもお伝えしましたが、鼻の一部は脂肪で出来てています。
そのため体重増加や肥満に伴い、鼻にも脂肪がついて団子鼻になってしまうのです。
・鼻を強くこすってしまう
鼻を普段からよく触る癖がある人や、鼻の脂肪を絞り出すことがよくある方も要注意です。
鼻の毛穴や角栓の汚れ・脂肪を取り除こうと、鼻を絞ったり、毛穴を爪で押したりなどの強い刺激を与えていませんか?
鼻に強い刺激が定期的に加わると、鼻の皮膚が赤く炎症してしまいます。
それを繰り返すことで、鼻の皮膚が厚く、そして固くなっていくのです。
団子鼻の原因に、皮膚の厚さや固さも関係してましたよね。
このような生活習慣で団子鼻になることもあるんですね。
団子鼻の治し方にはどんな方法があるの?
では団子鼻の治し方にはどのようなものがあるのでしょうか。
・自力でなんとかする!
まずは整形せずに、自力で治すという方法をいくつかご紹介します。
◇冷水で鼻を洗う:鼻は脂肪や筋肉で出来ていますので、冷水で鼻を引き締めてみましょう。
◇マッサージをする:鼻筋が通るようにマッサージをしましょう。
◇鼻の筋トレをする:鼻の穴を閉じるような、鼻をすするようなイメージで鼻を動かしてみましょう。
◇矯正アイテム・ノーズシークレットを使用する
ノーズシークレットは大体1000円前後で購入できます。
自力で治す方法は1番コストがかかりませんが、気長に努力する必要がありますよね。
そして即効性が少ないので、今すぐどうにかしたい!という方には不向きかもしれません。
・切らない鼻尖縮小
メスなどで切らずに鼻尖を狭くできる方法もあります。
手術時間は約20分と短いですね。糸で軟骨を縛って、鼻尖部を狭めます。
脂肪などの軟部組織は除去しないので、切る鼻尖縮小術よりは効果が少ないです。
費用はおよそ25~35万円前後です。料金は施設で異なります。
・切る鼻尖縮小
まずは鼻先以外の不要な脂肪を除去します。
その後、糸で軟骨を縛って鼻尖部を狭める、もしくは3D法を行います。
傷あと自体は鼻の中にあるので目立ちません。
費用はおよそ20~35万円前後です。料金は施設によって異なります。
・3D法
3D法は糸で縛るのではなく、軟骨の骨格を作り直して、整った鼻にしていきます。
費用は30万円前後です。
・切らない鼻先延長術(ミスコ)
ミスコとはトゲのついた糸を鼻に入れて高さを出す方法のことです。
「トゲなんて痛そう!」と思われるかもしれませんが大丈夫です。
このトゲの糸はだんだんと吸収されていき、3~6か月で鼻から自然となくなってしまいます。
なので繰り返し行うことも可能です。
繰り返し行えるということは、即効性の効果はありますが長く効果は続きませんね。
3~6か月で戻ってしまいますが、切らずに行う施術なのでリスクは少ないです。
メスを入れて軟部組織を切除する施術と比較すると、腫れやダウンタイムも少ないです。
いきなり切る整形を行うのには抵抗があるといった方にはいいかもしれませんね。
費用は4本で7万円前後、8本で12万円前後です。
注射で治す方法ってどんなもの?
BNLS注射というのはご存知でしょうか?
BNLS注射とは、小顔注射や顔やせ注射とも言われています。
どんなものかといいますと、脂肪を溶かしてくれる薬を注射で注入するというものなんですね。
そしてBNLSは進化を遂げていて、よりおすすめできる新しいBNLS neoというものが主流になっています。
今回はこのBNLS neoについての詳細を解説していきます。
BNLS neo
顔にも体にも使えるお薬です。主に部分痩せとして使用されています。
従来のBNLSという薬に加えて、デオキシコール酸というものが入っております。
デオキシコール酸とは、アメリカのFDA(食品医薬品局)が脂肪溶解効果を認めた医薬品になります。
つまりこのBNLS neoは脂肪細胞を壊死させて、静脈やリンパ管を通じて自然に壊死させた脂肪細胞を排出してくれます。
メリット
・ダウンタイムが短い:腫れは翌日にはひくので、長く仕事などの休みを取らなくても大丈夫です。
・BNLSよりも効果が高い:前述しましたが、デオキシコール酸が配合され効果が高くなっています。
・即効性がある:従来は効果が出るまで1か月程度かかりましたが、2~3日で効果が出てきます。
・切らずに注射で行える:切ることなく注射での施術なので、傷が小さくて済みます。
・効果が長持ち:脂肪細胞の数が減るので、効果が続きやすいです。
・肌の引き締め効果:血管強化やリンパへ排出・循環してくれるので、肌のハリにも繋がります。
・ハーブが主成分:BNLSの主成分はハーブで出来ており、デオキシコール酸もFDAで認められている医薬品なので安心です。
費用も1ccあたり5000円~1万円で、鼻には1~4ccぐらいの量が必要になるので、だいたい1~4万円ぐらいで1回実施できます。
(場所によって値段は異なります。)
上記で紹介した施術方法に比較すると、値段も方法もお手軽ですね。
しかし注意点として、この注射はあくまで脂肪を壊死させる効果があるということを踏まえておきましょう。
つまり団子鼻の原因が脂肪である場合は効果的ですが、軟骨の問題など別の原因である場合は効果を感じにくいです。
おわりに
団子鼻を治したいけど、手術にはちょっと踏み切れない、でも即効性はほしいという方にBNLS neoは向いているかもしれませんね。
切る治療よりも抵抗感も少ないですし、コスト的にも手軽なのではないでしょうか。
自分の団子鼻の原因と、自分に合った治療方法を医師とよく相談しながら、理想の鼻になれるといいですね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。