食べても太りにくく、ポッコリお腹が特徴の胃下垂。
食べても太らないから得をした!という人もいれば、できればもうちょっと太りたい。ということで悩んでいる人もいるはず。
そんな胃下垂の原因ってあなたは知っていますか?
今回は胃下垂に悩むあなたのために、胃下垂の原因について詳しく解説させていただきましたので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
胃下垂になる原因として大きく分けて3つある
- 骨盤が原因で胃下垂になる
- 腹筋の弱さが原因で胃下垂になる
- 姿勢が悪いことが原因で胃下垂になる
このように、胃下垂は生まれつきなりやすい体型(体質)の方もいるのですが、主に普段の生活習慣が原因でなることもあります。
胃下垂の改善方法としてたくさんの方法がありますが、あなた自身の胃下垂の原因を把握しなければ的確な改善を行うことは難しいです。例えば、骨盤が原因なのに腹筋をいくら鍛えたとしても、それは胃下垂の原因ではない可能性があるからです。
ですので、まずはこれら3つの胃下垂の原因となるポイントを確認してみましょう。
•骨盤が原因で胃下垂になる場合
通常、胃は骨盤の上に位置しているものですが、骨盤に開きや歪みがあることが原因で内臓が下がり、胃が正常の位置よりも下がった状態になっているケースです。
骨盤の歪みや開きには様々な原因がありますが、その多くは日々の生活習慣によるものが目立ちます。
- 片足に重心をかける癖がある
- 長時間椅子に座る生活が多い
- あぐらをかくことが多い
- 片方の肩にカバンをかけることが多い
- 運動不足、老化、出産、ストレス
生まれつき骨盤が開いている人もいますが、このような生活習慣が原因で骨盤が開いたものは後天的なものですから改善することができます。
•腹筋の弱さが原因で胃下垂になる場合
胃などの内臓はインナーマッスルと呼ばれる深層部の小さな筋肉によって支えられています。
体の奥の方にある筋肉で、主に姿勢を細かく調整したり、関節の位置を正常に保ったりする役割があります。
この筋肉が弱くて衰えている場合、内臓を支える力がなくて胃が正常の位置よりも下がって胃下垂の原因となります。
•姿勢が悪いことが原因で胃下垂になる場合
猫背であったり、デスクワークの際に胸を張って座らずに背中が丸くなっている姿勢を長時間したり、このような姿勢が悪い生活を続けることでも胃下垂の原因となります。
悪い姿勢で長時間過ごすと毛細血管が圧迫されて、血行不良を起こします。
血行不良を起こすと内臓を支えている膜組織に栄養が行き渡りにくくなり、胃を正しい位置で支えることが難しくなる場合があります。
食べ過ぎも胃下垂の原因になる?
よく、胃下垂の人は「痩せの大食い」の人に多い。ような感じがすると思います。このように、食べ過ぎの人も胃下垂になりやすいのかというよりも、食べ方によっては胃下垂の原因になりやすいケースがあります。
特に食事の時に噛む回数が少ない人は胃下垂に要注意です。
また、よく噛むことで食べ物が胃の中で消化されやすいようになって健康的ですので、食べ物はよく噛んで食べるようにすると良いでしょう。